バイオペレットリアクターとは、
次々と襲ってくる知らない言葉。
って、実は購入前に色々と勉強しておりましたので、ある程度の仕組みは理解した上で進行しております。
と言っても、知らない人の為に。
今回は真面目に説明しますね。
水槽は小さな地球です。
人間のわがままではありますが、無理矢理作られた水槽は陸のない海!
当然、酸素や窒素など我々が生活する事に不可欠なものがあってこそ海も存在します。
むしろ海があってこそ人間は、そして生物は存在しているのです。
しかし、水槽は人工的に作られております。
塩分比重を測ったり、エアレーションをしたり、水流を作ったり、タンパク質を除去したり、餌をやったり…。
アクアリウムや、マリンアクアリウムは、人間が神様に近づこうとしているのかなって思う時があります。
人工的に海を再現して、本来ならあるはずのない空間を目の前に作っている訳です。
そう言う私もそうですがw
そもそも無理なものを可能にしようとする考え方は好きです。
科学者とは、
もともと自然を対象とした知の探求は、ラテン語philosophia naturalis、英natural philosophy「自然哲学」と呼ばれ、それに携わる人々は1800年ごろでもnatural philosopher「自然哲学者」やsavan「知者」などと呼ばれていた。
だが、philosophyの名で呼ばれていた知識一般の中から、独自の性質を持つ知が生まれたと認知され、その知を呼ぶのにラテン語scientia、英scienceの名称が用いられるようになったことや、その知を探求する専門家集団が自らの存在を他の集団と区別して語り始めたことを反映して、1834年にウィリアム・ヒューウェルがscientiaから派生させる形でscientistという語を造語、scienceに携わる人々をscientist(サイエンティスト)と呼ぶことを提案した。それが定着し現在に至っている。
by.wikipedia
お分かり頂けたでしょうか?
要は、科学は自然を学び探求すること。
です。
バイオペレットリアクターから話は脱線してはおりますが、
実は前回紹介したプロテインスキマーは、人工的な海岸なのです。
そう、海辺の砂浜ですね。
海は波が運ぶタンパク質を海岸に置いてくことにより海の正常を保っているのです。
陸から先の話は長くなりそうなので端折りますがw
ただ、小さな水槽という海は色々と問題だらけです。
そこで!
バイオペレットリアクター!!!
頭が痛く感じる方はココでそっ閉じを!
〜地球編〜
プランクトン→魚→う◯こ→アンモニア→硝酸→海藻→最初に戻る。
といった感じの循環が日々行われております。
が!
〜水槽編〜
プランクトン?→替わりに餌?→魚?→う◯こ→アンモニア→硝酸→海藻?→最初に戻れる?
と言った感じだと思います。
?→はてなの付いていない場所は明らかに行われております。
細かな事は今は置いておいて。
じゃあ、硝酸は溜まっていきますね。
硝酸はサンゴさんにとっては致命的なダメージを与えますし、お魚さんにも有害です。
もちろん酸性ですから、pHも酸性に傾いていく一方であります。
じゃあ、どーすんのって事ですよ!
そこでバイオペレットリアクター!
意味不明と感じるそこのあなた!
私も意味不明ですよ!w
コイツが我が家のバイオペレットリアクターです。
静止画では分からないのですが、下から吸って上から出るので、中の玉達がグルグル回ります。
玉達の正式名→バイオペレット
ちなみにこう言ったものをを『メディア』と総称してるみたいです。
バイオペレット=プラスチック
は?!
いえいえ、そこの奥さん!
ちょっと待ってください!!
コイツが凄いんですって!
わかりやすく言うと、プラスチックにある種のバクテリアさんが住み着きます。
そのバクテリアさんは硝酸とかが大好きです。
いえ、愛してます。
お分かり頂けたでしょうか?
全て解決しましたね!奥さん!!
硝酸→バクテリア→プランクトン→魚→う◯こ→アンモニア→最初に戻る。
って訳です。
かなり雑な説明ですがwww
上級者の皆様、お怒りなのはごもっともでございますが、初心者向けの少年ジャン◯だとご理解頂ければ助かります。
マリンアクアリウムは、難しい印象を受けがちですが、こういう説明があれば分かるわーって方が増え、マリンアクアリストが増える事を願っております。
さて、番外編的な感じで終わりますが次回はさっそく耐えに耐えたお魚&サンゴ編になります。
長らくのご静聴ありがとうございます。